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ミオンパシー・トータルリカバリー
for Professional Athlete ™

プロアスリートの皆さんが選手生活の中で常に意識されているのは、「怪我の予防」と「パフォーマンスの向上」ではないでしょうか。これまで多くのメソッドが開発されてきました。ただ、この2つを同時に実現できるメソッドはまだ目にしたことがありません。

それは、私たちが提供しているミオンパシー整体術で改善の対象としている「筋肉のロック」という概念が、スポーツトレーナーやメディカルの世界において欠落しているか、もしくはその影響を軽んぜられているからだと考えています。

ちなみに、筋肉が硬く縮こまったまま機能停止することを「筋肉がロック」すると表現しています。仮死状態の筋肉のことです。シートベルトのようにカチッとロックしたまま動かないイメージです。このロックにも4段階あります。

0. 名称なし

痛みや違和感、体の不調などの自覚症状としては、まだ顕在化していない。しかし、実はロックが蓄積し始めている筋肉。

1. 筋攣縮(きんれんしゅく)

スパズム。ロックが顕在化しており痛みや違和感がある筋肉。圧痛があり、力を入れると痛い場合も。

2. 筋拘縮(きんこうしゅく)

長期間にわたりロックしていた筋肉。硬すぎて圧痛を感じ難い。筋攣縮の状態よりもはるかに緩め難い。また、一度緩めても硬さが残っていることがある。筋膜にも影響が出ている。

3. 筋硬症(きんこうしょう)

ロックの一番酷い状態。ぶよっとした感じや、伸びたゴム状の筋肉。緩めるのが非常に難しい。また、一度緩めても、ちょっとした刺激で直ぐにロックが戻ってしまう。改善するためには根気強く施術を継続する必要がある。

パフォーマンスの向上を目的とした筋肉トレーニングをすると怪我をする?

適切なタイミングと適切な目的があれば、私たちは筋肉トレーニングを完全否定はしません。しかし、多くのプロアスリートの現場では、「筋肉のロック」という現象を認識していないがために、筋肉トレーニングがパフォーマンスの向上を実現するどころか、選手を怪我と隣り合わせの危険な状態に追い込んでしまっています。シーズンオフなどの強化期間において筋肉トレーニングを取り入れるのであれば、適宜筋肉のロックを取り除く必要があります。

もし、筋肉がロックの少ないニュートラルな状態にない場合、筋肉トレーニングは体にとってロックを増やす無用な負荷にしかなりえません。たとえ見た目の筋肉が増えたとしても、実際は機能不全に陥っている筋肉も増えているので、思ったほどパワーもキレも高まりません。逆に、弊害としては、以下のようなものが考えられます。

1. 可動域制限

ロックして硬く縮こまった筋肉が増えることで、可動域制限が起きて怪我を誘発しやすくなります。

2. 燃費効率の悪い体

筋肉量は増えるので、稼働するために必要なエネルギーが増えます。その割に筋持久力は高まりませんから、とても燃費の悪い体になってしまいます。

3. 血行不良と疲れやすさ

筋肉のロックが増えると毛細血管が圧迫されて血行不良に陥ります。血流が悪化すれば栄養分の吸収は阻害され、その一方で疲労物質が流れ難くなり疲れが抜けなくなります。この症状が悪化するとオーバートレーニング症候群になってしまうことさえあります。

怪我の予防はテーピングとサポーター?ウォームアップのストレッチ?

テーピング技術の発達やサポート用具の進化には目を見張るものがあります。そして、今やウォームアップでのストレッチは欠かせない動作の一つになっています。

しかし、私たちは、なぜテーピングやサポーターが必要不可欠な怪我予防の用具になったのかを考えます。テーピングをすれば可動域は制限されます。可動域の制限はプレー精度、パワー、キレなどに悪影響を及ぼすのは火を見るよりも明らかです。それでもテーピングをする理由はなぜでしょうか?

怪我の再発防止や、弱った筋肉の補強という意味合いが強いのではないでしょうか。もしかするとテーピングをしないと軽い炎症が起きてプレー後に患部が腫れてしまうからかもしれません。こうした予防策は、人体を本来あるべき健康な状態に保つための本質にアプローチできていますか?

筋肉には骨格を動かすための役割とともに、外部の衝撃や不意の異常可動から身を守るための緩衝としての役割があります。筋肉のロックが極めて少ないニュートラルな状態では、足をひねっても簡単に捻挫はしませんし、膝関節が痛むということもありません。

スポーツを始めた子どものころを思い出してください。テーピングをガチガチに巻いていましたか?きっと柔らかく伸縮自在の足首だったと思います。そのころ膝関節が痛みましたか?屈伸運動はどうでしたか?階段の上り下りさえ楽しくて、駆け回って大人に注意されたりしませんでしたか?筋肉の状態をニュートラルに近づけるというのは、こうした子どものころのスプリングのように伸び縮みする筋肉を取り戻すということです。当然、テーピングやサポーターは必要ないですよね。

怪我をしたらRICE?

受傷後の処置として常識となっているRest(安静)、Ice(アイス)、Compression(圧迫)、Elevation(挙上)ですが、これも「筋肉のロック」という概念が軽視されている中で広まった常識だと確信しています。

私たちが懸念しているのが、この中ではアイシングです。アイシングの一般的な目的は大きくわけて以下の2つになります。

炎症をおさせる×

内出血の止血○

ここで炎症をおさえるのが×な理由は、炎症は自然治癒のための生理現象だからです。炎症によって細胞から生理活性物質であるヒスタミンやプロスタグランジン放出されます。このヒスタミンに反応して、免疫機能をつかさどる細胞であるマクロファージが集まり傷によって侵入した細菌や異物を捕食して掃除します。そしてプロスタグランジンは血流を促進し、細胞の修復や成長に必要な物質を集めてくれます。もし、アイシングして炎症をおさえてしまうとどうなるでしょうか?たしかに、プロスタグランジンが出なくなり二次酸欠を防げるので痛みは和らぎますが、肝心の傷の回復や筋肉の成長に悪影響が出てしまいます。

では、内出血はどうでしょうか?

  • 打撲
  • 骨折
  • 肉離れ

この中で、はっきり腫れが視認できればほぼ内出血していると思われます。 10分間、氷水で冷やして温める。これを3回繰り返して終わり。これ以上やると、筋肉がどんどん硬くなり患部以外にも後遺症(筋肉のロック)が残ります。アイシングしすぎると軽い凍傷にかかることさえありえます。

一方、注意が必要なアイシングで代表的な怪我が捻挫です。膝にしろ足首にしろ、筋肉のロックが増えている選手は関節の可動域が極端に制限されています。そのため、すこしひねっただけでもひどく発痛することがあります。このアクシデントでさらに突発性の筋肉のロックが起こり、患部が腫れることがあっても、実はひどい内出血はなく厳密に言えば筋断裂や筋挫傷はおきていないと考えられるからです。

必要ない怪我の治療で何でもかんでもアイシング(冷やす)していたらどうなりますか?昨今のように夏場での熱中症の重篤化のニュースを目にすれば体を冷ますべきと考えてしまいがちですね。しかし、人の体というのは体を温めて免疫力を高めています。風邪のときの高熱、低体温症候群、温泉治療、そして炎症。全て、体が温まることで改善したり治癒しようとしています。子どもの平熱が37度を超えているのはなぜでしょうか?お風呂の湯船に浸かっていると筋肉がほぐれてリラックスできるのはなぜですか?

筋肉を冷やす事がロックの原因

この構図を覚えておいてください。足首の捻挫での不必要なアイシングは、次の項でご説明するプロアスリートの成功をも左右する前十字靭帯断裂の遠因になりかねません。

サッカー選手やバスケットボール選手が前十字靭帯断裂するのはなぜ?

サッカー選手に多い前十字靭帯断裂の遠因は少年期の捻挫です。サッカー選手が最初に怪我をするのは「少年期の足首の捻挫」が多いと思います。実は、そこから全てが始ります。これは競技特性に大きなヒントがあります。捻挫のたびに足首に関係する筋肉(特にヒラメ筋)がロックします。最初のころは自然治癒するケースもあるでしょうが、捻挫を数回経ると筋肉のロックの解除も自然治癒では追いつかない段階に入ります。捻挫のたびに不必要なアイシングをしていればその分、筋肉のロックも重症化していくという悪循環に陥ります。そして、これが捻挫癖となれば、繰り返す頻度も増えてしまいロックの重症度も最終段階に入ります。このころには、足首の可動域は一般の方の半分以下になっている可能性があります。もはや足首に「あそび」はなく見た目は太くつまった状態になっています。

選手は少年期から青年期になり、年齢とともに筋肉の出力が上がります。筋肉がロックして全く動かない足首(テーピングでガチガチに固めている状態と同様)の影響が、直接ふくらはぎから膝へと出始めます。

前十字靭帯が断裂する経年受傷パターン

このような経年受傷パターンがあるように推察しています。サッカーをプレーしたことがある方はご理解いただけると思いますが、思いの他、足首を酷使するスポーツです。蹴るのはもちろんですが、スプリントもステップワークもそうです。とくにディフェンス時に足首を捻る選手は多いですね。

人類の進化の過程においても、足で物を蹴るという動作は、人体の特性として反映されていないでしょうから、最初の「足首の怪我」の処置を誤ると将来のリカバリーに苦慮することになりそうです。

これらのことを勘案すると、サッカー選手は一般の方より足首からふくらはぎ部(特にヒラメ筋)がひどくロックしています。ヒラメ筋はふくらはぎで一番大きな筋肉ですが停止部は足首を通ってかかとに付着しています。捻挫してヒラメ筋がロックする。これを放置していると、そのうちふくらはぎの肉離れを繰り返すようになります。筋肉のロックも最終段階の「筋硬症」が増えているはずです。こうなってしまうと、いつ前十字靭帯が断裂してもおかしくない状況ができあがっています。ちょっとひねって膝が内側に入ればガチガチに硬くなった足首に逃げ場はありません。ノーコンタクトでも前十字靭帯は簡単に断裂してしまいます。前十字靭帯が断裂するのはこうした原理だと考えられます。

足首が太くつまってしまい、見た目からもキレを感じない選手。ふくらはぎがガチガチに硬くなっており、年1回は軽い肉離れをしていまう選手。本当に気をつけてください。もうイエローカード1枚もらっています。

血清フェリチンは適正値ですか?

アスリートの鉄欠乏性貧血が筋肉のロックにも悪影響を及ぼす可能性があるというのをご存知ですか?筋肉のロックを解除するための施術をしていると、筋肉が緩みやすい選手と緩んでもすぐに戻ってしまう選手がいます。原因は様々ですが臨床からえた仮説として、因果関係の一つに鉄欠乏性貧血によって筋肉の正常な活動に必要なATP(アデノシン3リン酸)生成が阻害されているケースを想定しています。ATPとは、筋肉を収縮させたり弛緩させたりするためのエネルギー源と覚えておいてください。

血清フェリチン値の適正値は男性で100-300、女性で30-120と言われています。(適正値には諸説あります)日本人の女性では、30以下が80%というデータも存在するほど深刻な鉄欠乏状態です。男性でもアスリートの方に関しては日々のトレーニングやゲームで赤血球が破壊されていますので、適切な栄養摂取をしてない場合はフェリチン不足に陥るケースは少なくありません。

フェリチンは鉄の「貯蔵庫」ですから、フェリチン不足はすなわち鉄の在庫が残り少ないという状態です。当然、ヘモグロビンとして流通している鉄も徐々に不足していきます。鉄が不足するとATP生成の障害となりATP不足を誘発します。

施術目的と改善フェーズ

私たちが提供する「ミオンパシー・トータルリカバリー for Professional Athlete ™」は、国内最高峰のセラピストチームがプロアスリートのみなさんの筋肉を怪我に強い柔軟で健全な状態に戻し、かつ、使えていない筋肉(ロックして仮死状態の筋肉)を正常機能させてパフォーマンスアップを実現する画期的なプロジェクトです。以下のフェーズに則って、これまでのプロ選手生活で疲弊しきった筋肉をリセットしていきます。

1. 筋肉のロック解除

全身の筋肉のロックを取り除きニュートラルな状態(ほとんどの筋繊維が伸縮自在の状態)に近づける。

2. 可動域の正常化

全身から筋硬症や筋拘縮といった重症化している筋肉のロックを取り除いたのち、可動域を正常化するための施術で筋肉をニュートラルな状態に戻す。

3. 筋肉をチューニング

競技の特性、選手のプレースタイルに特化したパフォーマンス向上のための「筋肉のチューニング(調律)」を行う。動きにキレや力強さが戻ります。

施術プランとサポート料金

施術プランは選手のみなさんの体の状態によってパーソナライズいたします。個人差はありますが、約2ヶ月で筋肉をニュートラルな状態にリセットすることができます。そして1ヶ月でパフォーマンスアップのためのチューニングを行い実戦におけるパフォーマンスの変化をご評価いただきます。その後は、ゲームでのパフォーマンスを最大化させるためのメインテナンスを毎週1回、ゲームの2日前または3日前に実施し筋肉をニュートラルな状態でキープします。

サポート料金はセラピストのスキル等級で変わります。別途お見積もりが必要な場合はおっしゃってください。プロジェクト全体契約ではありませんので都度のお支払いになります。サポートにご納得いただけない場合は途中解約も可能です。

標準的な6ヶ月プラン

施術前筋肉サーベイ
  • A級セラピストが全身の筋肉のロックを詳細にマッピングする(筋肉サーベイによる評価):180分×1回
  • 血液検査での血清フェリチン値の確認:ATP生成障害となる鉄欠乏性貧血の有無の確認
  • ミオンパシー筋肉療法について概念のレクチャー:選手ご自身も資本となる体についての理論を学びパラダイムシフトしていただきます
1.初回アプローチとリカバリー
  • A級セラピストによる初回アプローチ:180分×1回/週×1週
  • B級セラピストによる初回リカバリー:180分×1回/週×1週
2.応急処置と本質改善
  • A級セラピストによる施術でボトルネックとなっている致命的なロックを取り除くB級セラピストによる施術で表面的な筋肉のロックを取り除く:
    180分×2回/週×3週
3.筋肉のニュートラル化
  • A級セラピストによる筋肉のニュートラル化(可動域最適化)のための施術:
    120分×1回/週×4週
4.パフォーマンスアップチューニング
  • A級セラピストによるパフォーマンスアップのためのチューニング。トレーニングやゲームで動きのチェックを行い修正部位を緻密に施術し微調整をおこなう:
    120分×1回/週×4週
5.定期メインテナンス
  • A級セラピストによる定期メンテナンス:120分×1回/月×3ヶ月
  • B級セラピストによる定期メインテナンス:180分×1回/週×3週×3ヶ月